ハーバリウムを飾る時の注意点。どこに飾ればいい?
せっかく作ったハーバリウム、お部屋に飾りたいですよね。
ですが、飾るときは注意が必要です。特に窓側には置いてはいけません。
一歩間違えると、大変なことに・・・!
その理由をお伝えいたします。
目次
- 1.収れん火災の原因に
- 2.太陽光による色あせ
- 3.未使用のハーバリウムオイルの保管方法
- 4.制作したハーバリウムの保管方法
- 5.まとめ
1.収れん火災の原因に
太陽光がハーバリウムの瓶に当たることで、火災の原因になることがあります。 凹面状や凸面状、球面状のガラス製品に直射日光があたると、ガラスがレンズのように焦点を結んで発火するなど聞いたことはありませんか? これを「収れん火災」といいます。 猫除け用の水入りのペットボトルが発火の原因になった例もあります。 太陽光が当たるとオイルに光が入りお花がよりきれいに見えますが、このままにしておくと室内の何かに焦点が当たり、やがて火災の原因に・・・!
窓側に置くのはあくまでも撮影のためだけです。玄関やトイレなど、背後が壁になっている所がよいかもしれませんね!
また、容器がどのような形状でも、やはり太陽光に当たると火災になる可能性がありますので、形で判断せず、すべてのハーバリウムボトルは太陽の当たる窓側には置かないようにしましょう! NHK生活情報ブログより
「太陽の光が室内のどこまで入ってくるかをよく確認し、原因となるものを置かないようにしたり、カーテンで光を遮ったりするなど対策をとってほしい」とのことです。
2.太陽光による色あせ
ハーバリウムは太陽光に当たると花材の色あせがおこります。 日光に当たり続けると劣化を速めてしまいますので、できるだけ太陽光の当たらない場所に飾りましょう。
3.未使用のハーバリウムオイルの保管方法
できるだけ冷暗所に保管してください。また、液漏れがないようにご注意ください。
4.制作したハーバリウムの保管方法
・ハーバリウムを火気(ガスコンロやストーブなど)の近くでは絶対に使用しないでください。 ・誤飲などのおそれがありますので、小さなお子様やペットの手の届くところで保管しないでください。 ・飲料水と間違わないよう、十分な安全管理を行ってください。 ・直射日光を避け、屋内の冷暗所に保管してください。
5.まとめ
「収れん火災」などと聞くと、少し怖くなってしまうかもしれません。 ですが、ハーバリウムは毎日の暮らしや季節のイベントなどを彩るアイテムです。 気分によって手軽に中身を交換できるのも魅力の一つですよね。 またお手入れ不要で、気に入ったものは末永く鑑賞できます。
アイデア次第で素敵なハーバリウムが作れます。
ぜひ世界に一つのオリジナルハーバリウムを作ってください。
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