2025年03月26日

ゆらゆらと桜舞い散る!お花のオイルシェイカーの作り方

2025年3月26日から4月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、桜とチューリップのお花のデザインです。そして毎月のお楽しみであるオマケは、春にぴったりなお花のシェイカーモールド、カッパーホイル、ハートのナスカンです。

今回は定期便オマケを活用して作る、春らしい雰囲気の漂うお花のオイルシェイカーキーホルダーのレシピをご紹介いたします。桜の押し花を埋め込んだ本体の中にホイルやホログラムなどの封入物を入れて仕上げます。

シェイカーレジンの基本作業のみで完成させられますので、レジン初心者さんにとっても挑戦しやすいレシピです。桜の押し花の封入方法や、オイルの注入の仕方などのコツを含め、詳しい作り方をご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 𝐂𝕠𝕞𝕒𝕣𝕚𝕞𝕒𝕕𝕖 (*こまり*)
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目次

  1. 1.材料と道具 
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具 

〈定期便オマケ〉

・お花のシェイカーモールド

・カッパーホイル

・ハートのナスカン

作家のためのレジン

作家のためのレジン高粘度

作家のためのレジン着色剤

作家のためのレジンコーティング剤

調色パレット

調色スティック

UVライト

ヒートン

シェイカーフィルム

オイルボトル

デザインシール

クラフトパンチ

ベビーオイル

回転台

ヤスリ

桜のホログラム

2.作り方

着色レジンを作ります。調色パレットを2つ用意し、作家のためのレジンを流し入れます。1つの調色パレットには多めに、もう1つには少なめに入れます。

作家のためのレジン着色剤のピンクとカスタードプリンを使用します。多めのパレットにはピンクを1滴、もう1つの少なめのパレットにはカスタードプリンを1滴加えます。

ムラが無くなるまでしっかりと混ぜます。

モールドのてっぺんにあるオイル注入とヒートンのための穴に画鋲を刺して栓をします。

フレーム部分に薄いピンクの着色レジンを流し入れます。

先の尖ったツールで角をなぞり、気泡を浮かせて取り除きます。

モールドの真ん中に薄い黄色の着色レジンを流し入れます。

角をなぞり、気泡を浮かせて取り除きます。

1分間硬化します。

シェイカーの背面となる部分を作ります。真ん中にクリアレジンを薄く塗り広げます。

桜の押し花を表面を下にして封入します。シリコンブラシの先にレジン液を取り、桜をくっつけて行います。花びらの下に空気が入らないように注意しましょう。硬化している時に大きな気泡になってしまうので、花びらを優しく押さえて下にある空気はしっかりと抜きましょう。

1分間硬化し、モールド全体にクリアレジンを流し入れます。

気泡を取り除いて硬化します。表は3分間、裏は2分間施しましょう。

画鋲を外してモールドから取り出し、オイル注入のための穴をレジンで埋めて硬化します。

バリをやすりで削り、粉をテープで取り除きます。

ヒートンを入れます。穴のあったところの凹みにレジンを付け、ヒートンをねじ込んで硬化します。

レジンパーツの上にシェイカーフィルムを置いてフレームの外側を水性ペンでなぞり、端にオイル注入用の穴の印を付けます。

ハサミでカットし、はみ出た線は拭き取ります。

オイル注入用の印に合わせ、直径1.5mmのクラフトパンチで穴を開けます。

少量のオイルを注ぎます。フィルムにラメが付くのを防ぐことができます。

ホログラムなどのお好みの封入材を入れます。ホイルは小さく千切ります。入れ過ぎには注意しましょう。

フレームにコーティング剤を塗ります。真ん中にも施しましょう。

穴がヒートンの反対側に来るようにフィルムを乗せ、1分硬化します。

オイル漏れを防ぐためにフィルム外側にレジンを塗って硬化します。

穴からオイルを注ぎ、穴の周りを拭きます。入れ過ぎには注意しましょう。

穴を塞ぐための薄い小さな丸いパーツを作ります。薄いモールドまたはシリコンシートなどパレット代わりになるものにクリアレジンを丸く広げ、硬化します。この時、シェイカーレジンは穴を上にしてオイルが漏れないように立てかけておきましょう。

穴の周りにクリアレジンを塗り、丸いパーツを置いて硬化します。

パーツの周りにクリアレジンを塗って硬化します。

側面をコーティングして硬化します(側面をコーティングのコツはこちら)。シートの部分は強く押さないように注意しましょう。

回転台にシェイカーレジンを乗せ、デザインシールを貼ります。シールを貼りたい場所にレジン液を薄く塗ります。

デザインシールを乗せて1分間硬化します。

表面にぷっくりレジンを塗り広げ、気泡を取り除きます。

360度ライトで硬化します。最初の30秒ほどは下の段に置くことをおすすめします。作品とライトの距離が近いと硬化ムラが起きてしまい、横垂れや角立ちのリスクが上がるからです。

裏面にもぷっくりレジンを塗り広げ、気泡を取り除いて硬化します。裏面はレジンが垂れにくい形状なので、低粘度のレジンを使用しても構いません。

キーホルダーに加工すれば完成です。

3.まとめ

今月の「作家のためのレジン」定期便のオマケは、お花のシェイカーモールド、カッパーホイル、ハートのナスカンの3点です。今回は定期便のオマケを活用した、春らしい雰囲気の漂うお花のオイルシェイカーキーホルダーのレシピをご紹介いたしました。オイルの中でひらひら舞い落ちる桜が美しい作品です。

お花の形をした本体は透け感のある薄いピンクカラーの着色レジンで作り、桜の押し花を埋め込んでいます。

桜を封入する際は、レジン液を付けたシリコンブラシの先にくっつけて移動させます。ピンセットや指でつまむと傷が付きやすいので、この方法を用います。また、封入の際には花びらの下に空気が入らないように注意しましょう。硬化している時に大きな気泡になってしまう原因になります。花びらを優しく押さえて下にある空気をしっかりと抜きましょう。

お好みの封入材を入れる前にオイルを少量注ぎます。フィルムにラメが付くのを防ぐことができます。封入剤の入れ過ぎには気をつけましょう。

今回は本来のオイル注入穴は使いません。代わりにクラフトパンチを使ってシェイカーフィルムの端っこに作りました。オイルを入れた後は小さな丸いパーツで蓋をして閉じましょう。

レジンの天敵の気泡は、モールドの角をなぞってしっかりと取り除くようにしましょう。

ぷっくりレジンで表面を仕上げる際の硬化には、360度ライトを使用します。硬化の最初の30秒ほどは下の段に置くことをおすすめします。作品とライトの距離が近いと硬化ムラが起きてしまい、横垂れや角立ちのリスクが上がるためです。十分に注意しましょう。

オイルではなく水をパーツと一緒に入れてウォーターシェイカーに、写真を入れてフレームシェイカーにと、アレンジは自由自在です。作る過程も完成後も楽しめる、春らしい雰囲気の漂うお花のオイルシェイカーキーホルダー。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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