側面コーティングの6つのコツ - 液の種類と使い分け、手順、下準備、2度塗りの筆圧と液の量、カーブの塗り方、ポツポツ解消方法
レジンアクセサリーを作る上で大切なプロセスであるコーティング。表面をつるつるに美しく仕上げるためには欠かせないテクニックです。でも何度も塗り重ねてムラができてしまったり、ガタガタになってしまったり、ポツポツが残ってしまったり…とくに作品の側面のコーティングにつまずいてしまうという声をよく聞きます。
簡単そうに見えて実は失敗しやすいレジンパーツの側面コーティング。今回はレジン作品をつるんと綺麗にしあげるためのコツをご紹介いたします。

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目次
- 材料と道具
- ポイント1:コーティング剤を使い分ける
- ポイント2:作業手順を守る
- ポイント3:土台をならしておく
- ポイント4:筆圧と液の量を変えて2度塗りする
- ポイント5:内カーブと外カーブの塗り方
- ポイント6:ポツポツを防ぐ方法
- まとめ
材料と道具
コーティング剤(高粘度)
コーティング剤(低粘度)
UVライト
ラピットバー
ポンポンスタンド
ポイント1:コーティング剤を使い分ける
側面コーティングをうまく行う最初のポイントは、粘度の違うコーティング剤を使い分けることです。高粘度のとろりとしたタイプとさらさらとしたテクスチャーの低粘度のものを両方常備して、必要に応じて使い分けましょう。

作家のためのレジンのコーティング剤は、とろりとした高粘度タイプです。塗る面が広い場合に使用します。

低粘度の清原レジンラボのコーティング剤は、サラサラとして水っぽいのが特徴です。高粘度のものでコーティングした後の塗り残しの補修によく使います。

低粘度タイプのコーティング剤は薄付きなので、鉱石のような表面のでこぼこを活かしたいデザインの作品や輪郭をくっきりと残したい時にもおすすめです。ただし弾きやすいので、練習が必要かもしれません。

ポイント2:作業手順を守る
側面コーティングをきれいに施すための2つめのポイントは、手順を守ることです。ぐるりと一気に塗らず、区画ごとに塗っては硬化して進めます。このようなアルファベットの場合は、一辺ずつ塗ってその都度20硬化します。ベタベタとするので塗った場所には触れないように気を付けましょう。

丸型の作品の場合は、裏側にポンポンスタンドを付けて高粘度のコーティング剤で一気に塗ります。とろりとしたタイプであれば垂れる心配がなく、きれいに塗ることができます。もしも低粘度タイプを使用する場合は注意しましょう。

ヒートンの取り付けが必要な作品は、コーティングを施す前に付けておきましょう。

ポイント3:土台をならしておく
側面をつるんと仕上げるためには、コーティング剤を塗る前の土台の下準備を念入りに行う必要もあります。作品の表面の穴や段差は、コーディング剤を塗る前にレジン液で埋めて硬化しましょう。

補修した部分をラピットバーやヤスリで削って平面にします。

ポイント4:筆圧と液の量を変えて2度塗りする
なめらかなサイドコーティングの最大のコツは、変化を付けた2度塗りです。かける圧力を変え、そしてブラシに取るコーティング液の量も調節します。1度めのコーティングは、余分な液をボトルのふちに落として適量に調整してから高めの筆圧で作品に押し当てるように行います。

弾きやムラを気にせず全面に塗ります。後の工程で作品の表面もコーティングして仕上げるので、はみ出しは気にせず角までしっかりと施しましょう。

1度めのコーティングを終えたら、硬化せずにそのまま2度塗りに入ります。今度は液をたっぷりめに取り、弱い力で筆先を使って軽く撫でるように塗り重ねます。液が少ないと弾きやムラの原因になるので、ちょうど良い量を見極める必要があります。表面張力で自然となめらかにならされる適量を掴むため、何度も練習を重ねましょう。

色々な角度から塗り残しがないか確認します。真横から見ることが大切です。

ポイント5:内カーブと外カーブの塗り方
内カーブのあるパーツの側面をきれいにコーティングするには、角への塗布を避けることも重要です。くぼみ部分は液が溜まりやすいのでコーティングの段階では角から3mmくらい空け、硬化する直前に素早く塗る程度にします。

外カーブは液が流れやすいので、周りから持ち上げるようにコーティング液を足し、丁寧に塗布してから20秒硬化します。

綺麗にできました。

残りも同じように塗って硬化し、一辺ずつ施します。

最後に3~4分間じっくりと硬化します。裏返したり立てたりして色々な角度から光を当てましょう。

ポイント6:ポツポツを防ぐ方法
コーティングした表面にポツポツができてしまうというお悩みをよく聞きます。原因には、空気中のほこりの付着、ライトの漏れによるブラシの硬化、レジン表面に残る削りかすなどが挙げられます。これらは徐々にボトルの中に溜まってしまいます。

調色パレットや保管ケースなど他の容器にコーティング剤を全部出し、上澄みのみを使用することで対策できます。ボトルの半分になった時点で別ケースに移すのも良いでしょう。

綺麗な側面コーティングができました。気を付けながら施しても失敗してボコボコになってしまうこともあります。その時は一度ヤスリで全面を削り、もう一度やり直すことをお勧めします。

まとめ
何度も塗り直してムラになったり仕上がりの表面にポツポツが目立ったりと、何かと悩みの尽きないレジンの側面コーティング。レジン初心者さんにとっては難しい課題ですよね。ここではいくつかのポイントに着目し、つるんと仕上げるためのコツをご紹介いたしました。
側面コーティングをきれいに施すためのひとつめのポイントは、作品の特徴に合わせて高粘度と低粘度のものを使い分けることです。作家のためのレジンのコーティング剤のような高粘度のとろりとしたタイプのものは、表面張力の効果で初心者さんでもなめらかな仕上がりが望めます。主に広い面のコーティングや、今回使用したアルファベットパーツの側面などに向いています。
清原レジンラボのコーティング剤のような低粘度のタイプはサラサラと水っぽいテクスチャー。弾きやすいので初心者さんには難しいかもしれませんが、薄付きなので作品の表面のでこぼこが強調できるという利点があります。鉱石デザインのチャームなど、作品の輪郭をくっきりと残したい時に最適なコーティング剤です。
つるんとした側面にするには、コーティング作業の手順を守ることも大切です。一気に塗って硬化するのではなく、区画ごとに塗っては固めて丁寧に進めましょう。今回デモンストレーションに使ったアルファベットのデザインのチャームなどのような場合は、一辺ずつ塗っては硬化するという作業を繰り返します。ライトに当てる時などは、塗ったところに触れないようくれぐれも注意しましょう。
メダルのような丸い形をしたレジンパーツの側面をコーティングする際は、一気に塗っても良いでしょう。ポンポンスタンドを使用するとスムーズに進めることができます。粘度の高いタイプのコーティング剤であれば液垂れの心配もありません。
側面コーティングの成功のもうひとつの秘訣は、塗る前の表面の下準備を念入りにすることです。土台となるレジンパーツ本体に穴や段差が見られる場合は、コーティングを施す前に補修します。通常のレジン液で埋めて硬化し、ラピットバーやヤスリで擦って土台を均してからコーティングのプロセスに移りましょう。
側面コーティングにおいてとにかく大事なのは、筆圧と液の量を変えて2度塗りをすることです。1度塗りの際は余分な液をボトルのふちに落とし、筆圧は強めに作品に押し当てるように塗ります。弾きやムラは気にせず、とにかく全体にしっかりと塗ることを意識します。
1度塗りを終えたら、硬化せずに2度塗りをします。今度はたっぷりの量のコーティング液をブラシに取り、弱めの筆圧で重ねます。筆先で優しく小刻みに撫でるように塗布するとうまく行きます。液が足りないと弾きやムラの原因になり、逆に多いと液垂れを起こしてしまいます。何度も練習すれば適量が掴めます。
カーブのある作品の場合には、2つの注意点があります。ひとつは液の溜まりやすい内カーブの角にはコーティング液を塗らないこと。角から3mm離れたところから塗り始めます。くぼみ部分はライトに当てる直前にさっとひと塗りする程度で十分です。
外カーブはコーティング液が流れて広がりやすいので、周りから持ち上げるように追加しながら均等に塗布します。時間をかけて丁寧に作業すればきれいに仕上がります。
最後にトラブルシューティング方法もお伝えいたしました。コーティングに関するお悩みに大変多い、ポツポツを防ぐやり方です。できあがった作品の表面にできるポツポツの原因には、空気中のほこりの付着、光漏れによるブラシの硬化、レジンパーツの表面に残った削りかすなどが挙げられます。これは調色パレットや保管ケースなど別の容器にコーティング剤を出し、上澄みだけを使用することで解消できます。 ポイントを押さえて気を付けながら作業しても、残念ながら失敗してボコボコの仕上がりになってしまうこともあります。そんな時はコーディング剤を重ねて補修することは諦め、いったんヤスリで全面を削って一からやり直しましょう。理想の作品に仕上げるためには、根気強さも大切な要素です。
側面コーティングをマスターすれば、よりよいレジンクラフトが楽しめることでしょう。つるんとした側面を誇る完成度の高いアクセサリー作りを目指し、楽しく練習を重ねましょう!
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