2023年10月26日

クリスマスツリーに雪が舞う、レジンのスノードームのシェイカーキーホルダーの作り方

2023年10月26日から11月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、モンブランとスイートポテトのデザインです。毎月のお楽しみであるオマケは、スノードームのシリコンモールド、シルバーブリオン、そしてボールチェーンです。

あと少しで年に一度のビッグイベント、クリスマスがやってきます!このシーズンは街中がイルミネーションでライトアップされ、ロマンティックな雰囲気に包まれますよね。今回はクリスマスプレゼントとしてもピッタリのスノードーム風キーホルダーの作り方をご紹介いたします。

ドライフラワーで作ったクリスマスツリーに数種類のホログラムとラメをちりばめたチャームは、まるで雪が舞う綺麗なスノードームのよう。難しい工程もなく、レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。

ブリオンで綺麗なライン状にデザインするコツや、ホログラムとラメがドーム内で滑らかに動くためのポイントなどを詳しくご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 まーうえ
レジンでいろいろ作る人🍓
小さな動物、空、宇宙などをオリジナルの作り方でご紹介します(*´-`)
———————————————✂️
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目次

  1. 1.材料と道具

  2. 2.作り方

  3. 3.まとめ

1.材料と道具

<定期便オマケ>

・スノードームモールド

・シルバーブリオン

・ボールチェーン

作家のためのレジン(低粘度)

作家のためのレジン(高粘度)

コーティング液

UVライト

シャカシャカ用フィルム

ヒートン

ピンバイス

ドライフラワー(カスピア)

お好きなホログラム・ラメ

片面が平らなモールド

ベビーオイル

ドロッパーボトル

ハサミ

ペン

ピンセット

やすり小・大


2.作り方

透明レジンをスノードームモールドいっぱいまで流し入れます。

気泡を取り除き、光が当たらない場所にしばらく置きます。

ドライフラワーを小さく切ります。

シリコンシートまたはモールドの平らな面などに透明レジンを三角形に塗り、ドライフラワーを外側から並べます。クリスマスツリーをイメージして形作りましょう。

120秒硬化します。

放置していたレジンの気泡を取り除き、硬化したツリーの平らな面を下にしてそっと乗せます。

位置を微調整し、表面と裏面をそれぞれ120秒ずつ硬化します。

硬化後はしっかり冷まし、熱が引いてから取り出します。ツリー下部分の隙間が気になる場合は、再度レジンを塗ってドライフラワーを足しましょう。

保護シートが付いている面を上にしてシャカシャカ用フィルムをドームに重ね、フレームをなぞって円を描きます。

描いた円に沿ってフィルムを切ります。

ベビーオイルをドームの円内に少量入れます。少量のオイルを入れるとラメが面に貼り付かず、滑らかに動きます。

2、3種類のホログラムやラメを乗せ、オイルに軽く沈めるようにして混ぜ合わせます。

シリコンシートまたはモールドの平らな面などに透明レジンを少量出し、フレームにまんべんなく塗ります。

保護シートをはがし、フィルムをそっと乗せます。動かないように上から軽く押して120秒硬化します。

次にブリオンを飾ってティンセルガーランドに見立てます。これはなくても十分綺麗に仕上がりますので、お好みで省略可能です。外側に付けない場合はホログラムやラメと一緒に封入するのも良いかもしれません。

ブリオンを用意します。すぐに取り出せるよう、また、紛失しないよう、皿型の空容器などにあらかじめ出しておくと良いでしょう。ブリオンを乗せる箇所に透明レジンをライン状に塗ります。

描いたレジンのラインの上にブリオンを乗せて並べます。一気に描いて接着するより少しずつレジンの線を描き足しながらブリオンを乗せては硬化、を繰り返す方が失敗しにくく、上手に作れます。

ブリオンが外れないように透明レジンで補強し、60秒硬化します。

オイルが漏れないように、フィルムとフレームに薄く透明レジンを塗って120秒硬化します。

オイルをドームいっぱいまで流し入れます。

穴の周りについたオイルをしっかり拭き取り、透明レジンで穴を埋めます。

120秒硬化します。

バリが気になる場合は、この段階でやすりやデザインナイフで削って取り除きましょう。

ピンバイスでてっぺんに穴を開けます。

穴にヒートンを差し込み、硬化します。

コーティング液をドームの周りに塗ります。一気に周り全体を塗るのではなく、1辺ずつ塗って120秒硬化を繰り返しましょう。コーティング液がない場合は透明レジンでも構いません。

高粘度レジンで両面をぷっくりと仕上げます。裏面から塗ります。高粘度レジンがない場合は低粘度レジンで代用可能ですが、横から溢れやすいので少し薄めに塗りましょう。

硬化します。120秒ほど周りをしっかり硬化した後に、上からライトを当てましょう。そうすることで、横からの漏れを防ぐことができます。

表面も同様にぷっくりと仕上げます。

スノードーム風チャームの完成です。


3.まとめ

今月の「作家のためのレジン」定期便のオマケは、スノードームのモールド、ブリオン、そしてボールチェーンです。いよいよクリスマスシーズンの始まり!そこで今回はオマケのモールドを活用したクリスマスプレゼントにもピッタリなスノードーム風チャームの作り方をご紹介いたしました。

ひらひらと雪が舞う幻想的なクリスマスツリーをレジンシェイカーに閉じ込めたチャームは、まるで本物のスノードームそのもの。特に難しい工程もなく、レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。

ドライフラワーをモミの枝に見立ててクリスマスツリーを作りました。三角形に塗り広げたレジンにカットしたドライフラワーを乗せる際は、外側から埋めていくと綺麗にしあがります。また、先端を内側に向けて置くと立体的でリアルなクリスマスツリーが再現できます。

封入材を入れる前に、少量だけオイルを入れておきましょう。そうすることで、ラメが面に張り付かず滑らかに動きます。今回はホログラムやラメを数種類使用しました。お好きな封入材を組み合わせてお好みの作品を作っていただければと思います。

ドーム表面に乗せたブリオンのラインは作らなくても十分綺麗に仕上がるので、この工程は省いても構いません。その場合、オマケのブリオンはラメと一緒に封入しても良いかもしれませんね。ラインを作る場合はブリオンを少しずつ乗せて硬化を繰り返すことで崩れにくくなります。

コーティング液を塗る際は、1辺ずつ塗って硬化を繰り返すことが失敗を防ぐためのポイントです。この工程は、コーティング液がなくても低粘度レジンで代用可能です。

仕上げに高粘度レジンで両面をぷっくりさせます。高粘度レジンがない場合は低粘度レジンでも構いませんが、横から溢れやすいので少し薄めに塗りましょう。また、硬化する際は120秒ほど周りをしっかり硬化した後に上からライトを当てましょう。そうすることで、横からの漏れを防ぐことができます。

定期便のオマケのモールドで作る、クリスマスシーズンにぴったりのスノードーム風のレジンチャーム。キーホルダーとしてはもちろん、お好みで色んなアクセサリーにアレンジ可能です。ご自分用に、友人に、または大切な方へのプレゼントに、作ってみてはいかがでしょうか。

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