2022年07月14日

レジンの夜空に大輪の花火を閉じ込めよう!キラキラ&立体感満点の花火の球体レジンチャームの作り方

本格的に暑くなり、早くも夏の到来を感じる今日この頃。気温や湿度の高さのせいで過ごしにくさが取り立てられる季節ですが、夏は暑いだけではありません。夏ならではの素敵なイベントやお楽しみも待っています!

今回は夏の代表的な風物詩のひとつ、花火をレジン作品に閉じ込めたまん丸のチャームの作り方をご紹説明いたします。実際には数秒で終わってしまうはかない花火も、思い出と共にレジンに閉じ込めることでうきうきやわくわくを心に共し続けることができるでしょう。

半球モールドを使って球体を作る方法は以前にもご紹介していますが、ここではそれを応用しています。夜空に打ち上げられる美しい大輪の花火を、立体的かつ輝いて見えるようにレジンの中に再現!
夏向きレシピのご紹介です。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 まーうえ
レジンでいろいろ作る人🍓
小さな動物、空、宇宙などをオリジナルの作り方でご紹介します(*´-`)
———————————————✂️
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

レジン液 「作家のためのレジン」

モールド 100均

ジェルネイル

調色パレット

調色スティック

マスキングテープ

着色材

丸やっとこ・平やっとこ・ニッパー・ピンセット

エンボスヒーター

爪楊枝

UV・LEDライト

手袋

やすり

定規

2.作り方

半球モールドを使って球体を作ります。

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フタとして使えるような表面が平らな小さめのモールド(またはシリコンのシート)も用意します。

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ここでは薄いモールドをカットしたものを使います。

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レジン液を着色します。調色パレットまたは適当なモールドを用意し、マスキングテープでほこりを取り除きます。

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モールドに透明のレジン液を流し入れます。

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濃い青色の着色剤を混ぜ込みます。明るい青色しかお持ちでなければ、黒の着色剤を足すことで濃い青色が作れます。

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着色剤を入れ、調色スティックなどでしっかり混ぜます。

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エンボスヒーターで気泡を抜きます(気泡の抜き方はこちら)。

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気泡がある程度抜けたら冷まします。

着色したレジンで半球を作ります。濃い色に着色したレジン液には遮光性があり、ライトで照射しても効果しにくいのが難点です。硬化不良を防ぐためレジン液を一気に注がず、数回に分けて流し入れては硬化する、を繰り返して半球にします。

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モールドの3分の1の深さまでレジン液を入れて90秒硬化します。

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これをあと2回繰り返します。

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最終的にモールドの8から9割くらいまで埋まるようにします。

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次は透明のレジンを表面がぷっくりするくらいまで入れます。

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気泡が入っていたら、爪楊枝の先などでできるだけ取り除きます。。

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平らなモールドでそっとフタをして、45秒硬化します。

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フタを外してさらに90秒硬化します。

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ひっくり返してさらに90秒硬化します。

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しっかり硬化できました。

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半球をもう1つ作ります。透明のレジン液をモールドの6〜7割くらいまで流し入れます。

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気泡が入っていたら丁寧に取り除き、90秒硬化します。

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ホワイトとゴールドのジェルネイルを使って花火を描きます。

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調色パレットまたは適当なモールドにホワイトのジェルネイルを少量出します。爪楊枝またはネイル用の細い筆の先にほんの少しだけジェルを取り、細くて短い線をスッと描きます。次はその向かいに同じくらいの長さの線を描きます。

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外から真ん中に向かって描きます。同じくらいの長さの線を放射状に6本描き、45秒硬化します。

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次は先程描いた線の間に線を引きます。最初の6本の線よりも少し長めに描きます。描いたら45秒硬化します。

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次は長めに描いた線の両脇に小さく線を描きます。6本の線の両サイドに1本ずつ描くので、短い線は全部で12本になります。最初の線が太くて間に引けない場合は、何本か減らしましょう。描き終えたら、45秒硬化します。

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花火が描けました。

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続いてはゴールドのジェルを使います。刷毛に付いた余分なジェルをボトルのふちでしっかりと落とし、ホワイトで描いた花火に塗ります。花火からはみ出ない程度にカバーします。真ん中はラメを多めに、外側に行くにつれ少なくなるようにしたいので、外側から中心に向かって塗ると良いでしょう。

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最後に真ん中にラメをトントンと乗せ、45秒硬化します。

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透明のレジン液をモールドの8〜9割くらいまで入れ、気泡を取って90秒硬化します。

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ホワイト以外のジェルネイルで作る際のポイントを、黄色のジェルネイルを使ってご説明いたします。

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まずは白と同じように花火を描きます。色のついたジェルは白に比べると基本的に薄く、レジンに描いた際に見えにくいのがデメリット。花火を描いたら硬化します。

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一通り描いてみたのですが、案の定色がとても薄くて、見えにくい状態です。

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そんな時は、同じ色を重ねて塗ると問題解消できます。

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赤や紺などの色の濃いジェルだと重ね塗りをする必要はありませんが、夜空色の半球と合わせたときに見づらくなります。花火には、できるだけ明るい色、かつ濃い色が向いています。白っぽい色や水色あたりがオススメです。

こちらにもラメを塗っておきましょう。45秒硬化します。

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透明のレジンをふっくらするまで入れてフタを乗せ、45秒硬化します。フタを外してさらに90秒硬化します。

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花火を描いた透明の半球ができました。

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最初に作った紺色の半球と合わせます。

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花火はかなり小さく描きましたが、拡大されるので大きく見えます。

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フタに押されてはみ出した状態で固まったレジンのバリを取ります。

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バリがまだ残っていたら、やすりで削って取り除きます。

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両方の半球からキレイにバリを取り除きます。

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半球を作った際に使ったモールドをベースにして2つの半球を接着します。合わせる面にレジンを塗ります。

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気泡が入らないようにそっと端から合わせます。

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キレイに合わさったらモールドに戻し、完全な球体になるよう調整します。90秒硬化します。

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半球を合わせたところが少し凹んでいるので、レジンを塗ってキレイにします。90秒硬化します。

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反対側もレジンを塗り、硬化します。

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半球同士がキレイに合わさりました。出っ張っている箇所があれば、削ります。

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ヒートンを付ける位置を決め、ピンバイスで穴を開けます。

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削りカスをしっかり拭き取り、ヒートンを接着します。90秒硬化します。

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平やっとこでヒートンを挟み、持ち手を輪ゴムで固定します。

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コーティングします。サラサラタイプの作家のためのレジンを使用する場合は、そのまますぐに作業に取り掛かります。

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他の粘度の高いタイプのレジンを使う場合は、エンボスヒーターで温めてサラサラにしてから使うことをオススメします。

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用意したレジン液に球体をディップします。余分なレジンをしっかり落としたら…

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くるくる回して全体に満遍なくレジンを行き渡らせ、そのまま回しながら90秒ほど硬化します。

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置いた状態でさらに両面を90秒ずつ硬化したら完成です。

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夜空に浮いているような、立体的に見える花火になりました。形もキレイなまん丸です!

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3.まとめ

半球モールドを使って作った2つのピースを合わせて球体に仕上げる方法を用い、中に花火を閉じ込めたレジン作品をご紹介いたしました。花火はキラキラ、立体感満点!全体の形もキレイなまん丸の夏のアクセサリー向きのチャームです。

合わせる2つの半球のうちのひとつは、夜空に見立てます。紺色など濃い青の着色剤でレジンに色を付けることで深みのあるバックグラウンドが実現します。濃い青の着色剤をお持ちでない場合は、明るい青に黒をちょっぴり足すことで代用可能です。

濃い色に着色したレジンは紫外線が通りにくく、ライトを当てても硬化不良に終わる可能性があります。青に限らず、濃く着色したレジンを扱う際は少しずつ流してはその都度ライトを当て、数回に分けて効果を行うのが上手く作るポイントです。

もうひとつの半球には、花火を描きます。かなり小さく描いても球体にした時には拡大されるので、粗が目立ってしまいます。爪楊枝の先や細いネイルブラシなどでゆっくり丁寧に描きましょう。はじめに描いた線と線の間に描く、長さを揃えるなど、意識して描けばバランスの良い花火になります。心配なら、モールドの縁などで練習してみるのも良いですね。

花火の数を増やし、より満開の夜空を作っても素敵です。色を変えてもさらに賑やかな印象に。小さなレジンの球体の中に、夏の夜空を再現しましょう!

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