2024年05月26日

「お花×くまさん」の相性抜群!かすみ草を閉じ込めたクリスタルベアのヘアゴムの作り方

2024年5月26日から6月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、てるてる坊主と虹のデザインです。毎月のお楽しみであるオマケは、くまのシリコンモールド、くまのチャーム、そしてハートのパーツです。

くまさんがテーマの定期便オマケを活用した、オリジナリティ溢れるくまのヘアゴムの作り方をご紹介いたします。今回はお花も封入して春らしい要素を取り入れました。

くまさんのボディの色味は、淡い着色でかすみ草と相性抜群の仕上がりに!複雑な工程もなく、専用のモールドを使用するのでレジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。

ここでのようにヘアゴムへの加工はもちろん、キーホルダーやクリップのワンポイントなどにアレンジするのもおすすめです。作り方と材料の説明とともに、きれいに仕上げる方法などもお伝えいたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 もりもと まきこ
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2022/3/28
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2021/5/28 NHK Eテレ
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

〈定期便オマケ〉

・くまのシリコンモールド

・くまのチャーム

・ハートのパーツ

作家のためのレジン

作家のためのレジン(着色剤)

・ライトブルー

・パープル

・ブラック

・ホワイト

コーティング剤(星の雫)

調色カップ

調色パレット

エンボスヒーター

かすみ草(ドライフラワー)

平皿付きヘアゴム

ピンセット

接着剤

やすり

ソリダコ(ドライフラワー)

英字シール

竹串

強力テープ

2.作り方

くまのモールドに透明のレジン液を少量流し入れ、英字シールを裏向きに乗せて硬化します。

気泡対策のための下準備をします。かすみ草とソリダコのドライフラワーを入れた調色カップに、透明のレジン液を浸るくらいまで流し入れます。

竹串で軽く混ぜた後、光が当たらない場所にしばらく置きます。

エンボスヒーターで温めて気泡を抜きます(詳しくはこちら)。

透明のレジン液をモールドの2割程度まで流し入れ、軽く塗り広げて硬化します。

ドライフラワーを配置する箇所に透明のレジン液を少量入れます。気泡があれば取り除き、軽く伸ばしましょう。

ドライフラワーを裏向きに乗せて硬化します。

着色レジンを作ります。調色パレットを2つ用意し、それぞれに透明のレジン液を流し入れます。

パレット①のレジン液にライトブルー、パープル、ブラックを1滴ずつ、②にはホワイトを1滴加えます。


 竹串を用い、むらがなくなるまでしっかりと混ぜます。

①と②の着色レジンをランダムに流し入れます。

透明のレジン液を少し流し入れ、クリアな部分を作ります。

レジン液の量を調節しながら軽く混ぜて硬化します。

硬化したパーツを取り出し、ヤスリで優しく削ってバリを取り除きます。

平皿付きヘアゴムに接着剤を塗り、パーツに貼り付けます。接着後は丸一日しっかりと乾かします。

透明のレジン液で裏面を平皿ごとぷっくりと仕上げます。まず頭側にぷっくりと盛り、竹串で端までしっかりと塗り広げて硬化します。

裏面にも同様にレジン液を塗ってぷっくりさせて硬化します。

表面をコーティングします。塗り残しがないように細部まで塗り広げて硬化します。

完成です。

3.まとめ

今月の「作家のためのレジン」の定期便のオマケは、可愛らしいくまさんがテーマ!くまのシリコンモールド、くまのチャーム、そしてハートのパーツが付いてきます。これらのオマケを活用した、オリジナリティ溢れるくまのヘアゴムの作り方をご紹介いたしました。

今回のように数種類の封入材を使用する場合は、一気に入れて硬化するのではなく何層かに分けて作業を行います。レジン液と封入材を入れては硬化を繰り返すことにより、さらにバランスよく、そして立体的な仕上がりが望めるからです。

このレシピでは、最初に英字シールの層を作りました。モールドにごく少量のレジン液を入れ、英字シールを裏向きに乗せます。できあがりはモールドの底側が表になりますので、封入する際は必ず裏向きで入れましょう。

2層めには、ドライフラワーを封入。英字シールを硬化した後、配置する箇所に透明のレジン液を少量入れ、ドライフラワーを裏向きに乗せます。英字シールやドライフラワーなどの小さなパーツはピンセットを使用すると乗せやすいでしょう。

3層めは、淡いカラーレジンのマーブル模様に。硬化したパーツは、3色混ぜて作ったカラーレジンとホワイトの着色剤で、かすみ草と相性抜群の色味に仕上げました。さらに、クリアな部分も作るために上から透明のレジン液を流し入れて硬化します。

できあがったレジンパーツはいろんなアクセサリーに加工できます。ここではヘアゴムに仕上げています。硬化したパーツとヘアゴムを接着します。ヘアゴムは平皿付きのものを選びましょう。また、パーツはあらかじめ強力テープなどで固定しておくと接着時のブレを防ぐことができます。

裏面には平皿ごとレジン液を塗り広げ、ぷっくりと仕上げましょう。傾きによってレジン液が溜まるのを防ぐため、頭側と足側は別々に塗って硬化します。塗り残しの防止にもなり、作業もしやすくなります。

最後に表面にコーティング剤を塗り込みます。塗り残しがないように細部まで塗り広げてきれいに仕上げましょう。

着色剤の色や封入材などを変えて、さまざまなアレンジが楽しめます!今回のようにヘアゴムとしてアクセサリーに仕上げるのはもちろん、キーホルダーやクリップのワンポイントなどにもおすすめです。ぜひ、お好きなアイテムに加工してみてはいかがでしょうか?

この記事で紹介したアイテム

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