2024年10月17日

ハロウィンカラーの濃淡グラデが可愛い!レジンで作る立体的なおばけちゃんオブジェ

10月といえばハロウィン!このイベントのモチーフとして人気なのは、やっぱりおばけですよね。今回は濃淡グラデーションが特徴的な可愛い立体的おばけのレジンオブジェの作り方をご紹介いたします。

おばけモールドのサイズは3種類。今回は1番大きなサイズで作りました。存在感のある大きさなので、ハロウィンのインテリアに大活躍すること間違いなしです。

カラーレジンを作る着色剤を変えたり、ラメやホログラムを封入したり…と、お好みに合わせてアレンジも自由に楽しめるレシピです。

モールドが大きくなればなるほど難易度は上がりますが、ポイントを押さえて取り組めばどのサイズでも問題なし。初心者さんから上級者さんまでどなたにもチャレンジしていただけます。

必要な材料や道具はもちろん、きれいなグラデーション作りのポイントや気泡を取り除くコツ、収縮によるシワや段差の防止方法なども合わせて詳しい作り方をご説明いたします。

ジャンル: レジン
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

作家のためのレジン

作家のためのレジン着色剤(オレンジ・黒)

作家のためのレジンコーティング剤

調色パレット

調色スティック

おばけモールド

UV-LEDライト

コットン付き爪楊枝

粘着ゲル両面テープ

ペットボトルキャップ

シリコンスティック

2.作り方

着色レジンを作ります。調色パレットを2つ用意します。そのうちのひとつにクリアレジンを入れ、オレンジの着色剤を加えます。

調色スティックでムラがなくなるまでしっかりと混ぜます。

オレンジの着色レジンの3分の1をもう1つの調色パレットに移します。

クリアレジンを加えて着色レジンを3倍程度に薄め、調色スティックでムラがなくなるまでしっかりと混ぜます。

濃いオレンジと薄いオレンジの着色レジンができました。

濃いオレンジの着色レジンを、モールドの4分の1くらいのところまで流し入れます。

調色スティックで気泡を取り除きます。モールドの内側の壁に擦り付けるようにすると簡単にできます。

硬化せずに、薄いオレンジの着色レジンをモールドの真ん中くらいのところまで流し入れます。

境界線をぼかします。濃いオレンジと薄いオレンジの着色レジンの境目あたりまで調色スティックを垂直に挿し入れ、ゆっくりとかき混ぜます。モールドの底まで挿し込まず、濃淡の分かれ目だけを混ぜるようにしましょう。

調色スティックで気泡を取り除きます。

硬化せずに、モールドの端からゆっくりとクリアレジンを流し入れます。一気に入れるとクリアレジンがモールドの下の方に行ってしまうので注意しましょう。

調色スティックをクリアレジンと薄いオレンジの境目あたりまでまっすぐ入れ、ゆっくりとかき混ぜて境界をぼかします。

光が当たらないようケースなどを被せてしばらく置き、下の方にある気泡が浮き上がるのを待ちます。

調色スティックで気泡を取り除きます。下の方にある気泡は調色スティックをまっすぐ入れて少しずつ浮かせて施します。

減った分、クリアレジンを流し入れます。

表と裏をそれぞれ3分間硬化します。ライトが2つある場合は、モールドを挟んで上下から硬化すると収縮によるシワや段差を防ぐことができます。

硬化熱が冷めたらモールドから外し、作家のためのレジン着色剤の黒を用いて目と口を描きます。

レジンパーツの目と口の凹みに着色剤の黒を入れます。先の細いものがおすすめです。

はみ出たところをコットン付き爪楊枝でしっかりと拭き取り、硬化します。

穴が空いているところがあれば、レジンで埋めて硬化しましょう。

コーティングします。ペットボトルのキャップに粘着ゲル両面テープを貼り、おばけのレジンパーツを乗せます。

コーティング剤を全体にくるくると回しながら塗ります。液が溜まらないように下から上に施しましょう。

コーティング剤が一箇所に溜まらないようにくるくると回しながら20秒硬化します。

置いた状態で硬化すれば完成です。

3.まとめ

濃淡グラデーションがポイントの可愛い立体的なおばけのレジンオブジェの作り方をご紹介いたしました。ハロウィンのインテリアとして大活躍すること間違いなし!の存在感のあるサイズのモールドを使用しました。

ここで使ったモールドでは、大中小の3サイズのおばけが作れます。サイズが上がれば上がるほど難易度もアップしますが、上手に作るコツさえ押さえて取り組めばどなたにもチャレンジしていただけるレシピです。

このレシピで作るおばけの最大の特徴は、濃淡グラデーション。デザインがシンプルな分、色の境目のぼかし方が重要です。今回使ったのは、濃いオレンジ、薄いオレンジ、そして透明の3色のカラーレジン。きれいなグラデーションにするには入れる順序と混ぜ方に注意が必要です。

最初に入れるのは、濃いオレンジのレジン。硬化せずにその上から薄いオレンジのレジンを重ねます。くっきりとした境目をぼかすため、ここで調色スティックで混ぜます。この時、スティックの先をモールドの底まで挿さず、レジンとレジンの境目まで垂直に下ろしてゆっくりと混ぜることが大切です。

さらにその上から硬化せずにクリアレジンを流し入れ、同様に境目を優しく混ぜてグラデーションにします。調色スティックを挿し入れるのは、あくまでも薄いオレンジとクリアのレジンの接する深さまで。混ざり過ぎを防ぐため、モールドの底まで挿さないようにしましょう。

それぞれ次のカラーレジンを入れる前に気泡をしっかりと取り除くのもきれいに作るコツのひとつです。下の方にある気泡は、調色スティックをまっすぐに入れて少しずつ浮かせます。浮いた気泡はモールドの内側の壁に擦り付けるようにすると上手くいきます。

大きめの作品なので、未硬化を防ぐためライトを当てる時間は長めに取ります。ライトを2つお持ちの場合はモールドを挟んで上下から硬化するとよいでしょう。収縮によるシワや段差を防ぐことができます。

おばけのパーツはかけた液が垂れやすい形をしています。仕上げのコーティングをする際は、垂れないようくるくると回しながら塗りましょう。重力に逆らい下から上に向けて塗るとコーティング剤が溜まりにくく、きれいにカバーできます。硬化の際も一箇所に液が溜まらないようくるくると回しながらライトに当てます。

レジンのカラーを変えたり、ラメやホログラムを加えるなどしてアレンジも楽しんでいただけるレシピです。ハロウィンにぴったりな、濃淡グラデーションが可愛い立体的なおばけのレジンのオブジェ。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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