2025年09月26日

暗闇で光る!ハロウィンの愉快な仲間たちのレジンのキーホルダーの作り方

2024年9月26日から10月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、ハロウィンテーマのデザインです。そして毎月のお楽しみであるオマケは、ハロウィンモールド、コウモリナスカン、そしてラメパウダーの3点です。

日本でもすっかり定着したハロウィン。おばけやかぼちゃ、コウモリなどのモチーフはレジンクラフトでも大人気です。色とりどりのハロウィンカラーの着色レジンを組み合わせ、さらにグラデーションやラメも取り入れれば、より華やかな雰囲気を演出できます。

今回は黒や紫、オレンジを基調に蓄光パウダーを加えて暗闇で光る仕掛けもプラスしました。昼間や明るい場所では鮮やかなカラーが楽しめ、暗い場所ではほんのり光る幻想的な表情を味わえるのが魅力です。

基本的な作業を中心に進められるので初心者さんにもおすすめのレシピです。表面をぷっくり仕上げる方法やグラデーションを上手に作るためのコツも交えながら詳しい作り方をご説明いたします。

ジャンル: レジン
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目次

  1. 1.材料と道具 
  2. 2.作り方 
  3. 3.まとめ

1.材料と道具 

〈定期便オマケ〉

・ハロウィンモールド

・コウモリナスカン

・ラメパウダー

作家のためのレジン

作家のためのレジン着色剤

作家のためのレジン高粘度

作家のためのレジンコーティング剤

調色パレット

調色スティック

エンボスヒーター

360度ライト

ピンバイス

接着剤

ピンセット

平やっとこ・丸やっとこ・ニッパー

ハロウィンパーツ

蓄光パウダー

やすり

2.作り方 

着色レジンを作ります。調色パレットを5つ用意し、透明のレジン液を流し入れます。

 

 

茶色、黒、紫、オレンジ、そしてシルバーラメの5色のカラーレジンにします。それぞれに同量のブラウン、ブラック、パープル、そしてオレンジの着色剤を加えます。

 

 

ムラがなくなるまでしっかりと混ぜます。

 

 

残りの1つにシルバーラメを入れて混ぜます。

 

 

エンボスヒーターで温めて気泡を抜き、冷まします。

 

 

モールドの魔女帽子と棺のくぼみに黒の着色レジンを入れ、表と裏を3分ずつ硬化します。光が届きにくいのでライトは長めに当てましょう。
 

 

おばけ型にシルバーラメのレジンをモールドの3分の1くらいまで流し入れます。

 

 

モールドの縁をなぞって気泡を取り除き、表と裏を3分ずつ硬化します。

 

 

黒の着色レジンにシルバーラメを加えて混ぜます。

 

 

コウモリ型と魔女型に黒の着色レジンをモールドの3分の1くらいまで流し入れ、表と裏を3分ずつ硬化します。

 

 

黒の着色レジンをモールドの3分の2くらいまで流し入れ、表と裏を3分ずつ硬化します。その後モールドいっぱいまで流し入れてライトに当てます。

 

 

真ん中のかぼちゃ型の下部分に茶色の着色レジンを、上部分にオレンジの着色レジンをモールドの半分まで流し入れ、しっかりと縁をなぞります。

 

 

調色スティックの先で色の境目をぼかしてグラデーションを作ります。色の濃淡に差があるので、間にオレンジの着色レジンを追加しながら行うと上手にできます。

 

 

表と裏を3分ずつ硬化します。

 

 

モールドいっぱいまで透明のレジン液を流し入れ、3分硬化します。

 

 

魔女帽子型に紫の着色レジンを入れます。帽子の先だけ茶色の着色レジンを流し入れ、グラデーションを作ります。

 

 

棺型の上部分にオレンジの着色レジンを、下部分に茶色の着色レジンを流し入れてグラデーションを作ります。

 

 

十字架型は紫と黒のグラデーションを作ります。

 

 

オレンジの着色レジンにシルバーラメを加えて混ぜ、星型に流し入れます。

 

 

モールドの表と裏を3分ずつ硬化します。

 

 

調色パレットに透明のレジン液を入れ、蓄光パウダーを加えて調色スティックで混ぜます。

 

 

おばけ型の3分の2くらいまで流し入れて硬化します。

 

 

モールドいっぱいまで透明のレジン液を流し入れ、表と裏を3分ずつ硬化します。

 

 

モールドからパーツを取り出し、かぼちゃとおばけの目と口のくぼみに黒の着色レジンを入れて3分硬化します。

 

 

やすりでバリを削り取ります。

 

 

高粘度レジンで表面をぷっくりさせ、3~5分硬化します。

 

 

ピンバイスでヒートン用の穴を開けます。

 

 

ヒートンの先にレジンまたは接着剤を付けて穴に入れて1分硬化します。作品が透明である場合はレジンでも代用可能ですが、不透明の作品には接着剤を使用します。

 

 

ヒートン部分をクリップなどで挟み、コーテイング剤を全体に塗ります。

 

 

くるくると回しながら1分、置いてさらに3分硬化します。

 

 

ハロウィンパーツでお好きなデザインに自由にデコレーションし、コーティング剤でつやつやに仕上げます。

 

 

キーホルダーパーツと組み合わせれば完成です。

 

 

3.まとめ

 

今月の「作家のためのレジン」定期便のオマケは、ハロウィンモールド、コウモリナスカン、そしてラメパウダーの3点です。今回は定期便のオマケを活用したハロウィンにぴったりのキーホルダーの作り方をご紹介いたしました。ハロウィンモチーフをぎゅっと詰め込んだ、季節感たっぷりのレシピです。

 

おばけやかぼちゃ、魔女帽子やコウモリなど、レジンを固めて取り出すだけでわくわくするようなモチーフがずらりと並ぶシリコンモールド。ブラック、オレンジ、パープルといったハロウィンの定番カラーに着色したレジンを使います。

 

さらにシルバーラメや蓄光パウダーを加えることで、きらめきと発光も楽しみます。暗闇でほんのり光るレジンチャームは、とっても幻想的で特別感も満点。昼と夜で違った魅力を持つキーホルダーに仕上がります。
 

モールドへのレジンの流し込み方ひとつで仕上がりが変わるのもこの作品の面白さ。かぼちゃは下部分を茶色、上部分をオレンジにして境目をぼかし、自然なグラデーションを演出します。魔女帽子や棺、十字架には黒や紫をベースにラメを加え、さらに切り替えを工夫することでシンプルながらも奥行きのある雰囲気を持たせられます。

 

上手に、そして安全に作るためには、硬化不良の防止が大切です。未硬化を起こさないよう、レジンは何層かに分けて流し入れましょう。特に黒や茶色などの濃い色の着色レジンは光が届きにくいので、一気に流さず3回に分けて重ねます。

 

1層分入れてはライトを当てて硬化、を繰り返すことで未硬化を防ぎ、透明感を損なうことなく厚めのパーツを仕上げることができます。特にまだレジンの性質に慣れていらっしゃらない初心者さんにはぜひ用いていただきたい方法です。

 

おばけのパーツにはラメ入りや蓄光パウダー入りのレジンを重ねて使用。透明感を活かしながらも内側から光を放つような効果が出せるので、存在感のある仕上がりになります。目や口のくぼみに黒レジンを流し込めば、表情が加わってより一層ハロウィンの仲間らしい可愛さが引き立ちます。

 

仕上げには高粘度レジンでぷっくりとコーティングし、ヒートンを取り付けてチャームに加工します。最後にお好みのハロウィンモチーフでデコレーションし、コーティング剤で艶を出せば完成です。透明でも不透明でも可愛らしく、それぞれの良さを楽しむことができます。

 

基本的な工程で作れますので、初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。グラデーションのぼかし方やラメの入れ方など、少しの工夫でぐっと完成度が上がります。ご自分らしいアレンジを自由自在に施した、ハロウィンの季節を盛り上げるオリジナルチャーム。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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