2023年08月26日

小さなレジンのプラネタリウム!星空を閉じ込めたような月と星のチャームの作り方

2023年8月26日から9月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、月と星のデザインです。毎月のお楽しみであるオマケ、パッケージにちなんだ月と星のモールド、星のヘアクリップ、そしてネックレスチャームです。

9月といえばお月見シーズンの始まりですね。今回はオマケのモールドを活用して、そんな季節にぴったりの月と星のチャームの作り方をご紹介いたします。幻想的な星空をレジンに閉じ込めたチャームは、まるで小さなプラネタリウムのよう。難しい工程もなく、レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。

深みのあるシックなカラーを作るための着色剤の配合のコツやごく小さなパーツをバランスよく配置できるとっておきの方法など、上手に作るポイント満載!詳しい作り方をご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 Château Chaton«シャトーシャトン»🌙かのん
作家名:かのん✦Château Chatonとはフランス語で【子猫のお城】という意味です✦宇宙や夜、スイーツをモチーフにしたレジンアクセサリーを作ってます✦
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

〈定期便オマケ〉 ・月と星のシリコンモールド

・星のヘアクリップ

・ネックレスチャーム

作家のためのレジン

コーティング剤

着色剤

UVライト

調色パレット

シリコンブラシ

ヒートン

キーホルダーパーツ

ピンセット

ピンバイス

遮光ケース

お好きなパーツ、グリッター

クリップ

結束バンド

つまようじ

やすり

マスキングテープ

2.作り方

調色パレットにレジン液を入れ、作家のためのレジン着色剤のオーシャンを加えます。

マガジン画像

シリコンブラシなどでムラがなくなるまでよく混ぜます。着色剤が足りなければ追加して好みの濃さに調整します。

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作家のためのレジン着色剤のブラックとパープルを1.5滴ずつ加えて混ぜます。単色の着色よりもシックで大人っぽい色合いに仕上がります。

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お好きなグリッターやラメを入れて混ぜます。

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遮光ケースなどに入れてしばらく放置し、気泡を抜きます。

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輪状のものなど大きめのパーツは、先にレジンに浸してから使います。別の調色パレットに入れたレジン液に浸して絡め、モールドの星部分の中に入れて硬化します。モールドの底部分が完成作品の表側になりますので、パーツはすべて裏返しに乗せます。

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モールドの星部分の中央に少量のレジンを塗り、星形のパールを乗せて硬化します。

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モールドの月部分にも星やブリオン、パールなどの細かなパーツを配置します。パーツを置くところに少量のレジンを塗り、配置しては硬化する作業を繰り返します。

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全体を硬化します。

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パーツの周りにレジンを塗って硬化し、しっかりと固定します。パーツの周りに発生する気泡も防ぐことができます。

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レジンを流し入れます。

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気泡や埃を取り除きます。

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硬化します。

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モールドから外し、やすりで角を削ります。

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マスキングテープで固定します。

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着色レジンを全体に塗ります。

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気泡や埃を取り除きます。

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硬化します。

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重ね塗りして硬化します。お好みの濃さにしましょう。

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ピンバイスで穴を開けます。

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ヒートンに接着剤を塗って取り付けます。

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2つのクリップを重ねて結束バンドで縛ります。硬化の時に作品を安定させることができるのでおすすめです。

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最初にヒートン周辺にコーティング剤を塗ります。

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クリップでヒートンを挟み、全体をコーティングします。

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気泡や埃を取り除きます。

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くるくると回しながら硬化します。

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置いて硬化します。お好みで何度かコーティングを繰り返します。

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完成です。

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3.まとめ

今月の「作家のためのレジン」定期便のオマケは、月と星のモールド、星のヘアクリップ、そしてネックレスチャームです。9月と言えばお月見!そこで今回はオマケのモールドを活用して今の季節にぴったりの月と星のチャームの作り方をご紹介いたしました。幻想的な夜空をレジンに閉じ込めたチャームは、まるで小さなプラネタリウムのよう。特に難しい工程もなく、レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。

チャーム本体には、青、黒、そして紫の3色を調色したシックで深みのあるカラーレジンを作りました。星空をイメージしてラメやグリッターも加えています。作家のためのレジン着色剤は、複数のカラーを組み合わせてもきれいに混ぜることができます。お好みの濃さと色味になるように着色剤の配合を調整しましょう。

星やブリオン、パールなどのごく小さなパーツを大きめのモールドの中にバランスよく配置したい場合は、作業の順序をちょっぴり変えるとうまくいきます。レジン液を流し入れた後に粒々を封入するのではなく、先にモールドの底に固定してしまうのです。少量のレジン液をのり代わりにブリオンなどを貼り付け、いったん硬化してから本体となるレジン液を流し入れるのです。この方法は気泡防止にも役立ちます。

細かなパーツを配置する際に注意したいのが、モールドの底の部分が完成作品の表になるということ。つまり作業中は裏側を見ているということになりますので、パーツはすべて裏返す形で配置します。常に念頭に置いて進めましょう。

パーツを配置したらモールドにクリアレジンを入れて硬化し、その上から着色レジンを塗り広げます。今回は二度塗りしましたが、お好みの濃さになるように施しましょう。

着色レジンのカラーや配置するパーツの種類次第で、星空以外にも様々なデザインのチャーム作りがお楽しみいただけると思います。定期便のオマケのモールドで作る、お月見シーズンにぴったりの月と星のレジンチャーム。キーホルダーとしてはもちろん、お好みでいろんなアクセサリーにアレンジ可能です。ご自分用に、お子さま向けに、または大切な方へのプレゼントに、作ってみてはいかがでしょうか。

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