2022年06月23日

ぷっくり立体的なフォルムが可愛い!球体モールドひとつで作るレジンのレモンピアス

梅雨に入り、じめじめ蒸し蒸しする季節が始まりました。お天気が悪いと気持ちも落ちてしまいますよね。そんな時は身につけるアクセサリーで気分を上げましょう!クリアなイエローが爽やかな、立体レモンのレジンのアクセサリーレシピをご紹介します。

先の尖った特徴的なあの形を作るのに、わざわざレモンのモールドを探す必要はありません。レジンをされる方ならすでにお持ちの、一般的な球体のモールドからスタートできるんです。最初にまん丸の玉を作り、そこからアレンジしてレモンのチャームを作る方法です。

初夏にぴったりのレモンのレジンのピアスの作り方です。

ジャンル: レジン
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レジンでいろいろ作る人🍓
小さな動物、空、宇宙などをオリジナルの作り方でご紹介します(*´-`)
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

レジン液

着色剤

球体モールド

調色スティック

調色パレット

レジンクリーナー

UV・LEDライト

エンボスヒーター

ピンバイス

ヒートン

ピアスパーツ・丸カン

やっとこ

葉っぱ パーツ

爪楊枝

 

 

2.作り方

着色用に調色パレット(または適当なモールド)を2つ用意し、マスキングテープでホコリをとります。

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作家のためのレジンを使います。さらさらとしたテクスチャーのレジン液です。

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レジン液をそれぞれの調色パレットまたは適当なモールドに流し入れます。レモンを2つ作るので左側にはこれくらいの量を入れていますが、1つの場合は半分くらいの量に調整します。右側のモールドには、葉っぱ用のレジン液を少量入れています。

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それぞれに黄色と緑の着色剤を入れます。

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調色スティックなどでよく混ぜます。

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エンボスヒーターで気泡を抜きます。気泡がある程度抜けたら、一旦横に置いて冷まします。

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球体モールドを使います。ここでは直径12mmのものを使っていますが、サイズは用途やお好みでご自由に選べます。マスキングテープでホコリを取っておきましょう。

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球体モールドに冷ましたレジン液を注ぎます。サラサラタイプだと注ぎやすいですが、その分溢れやすいので注意しましょう。

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穴の部分が少し凹むくらい、控えめな量でOKです。

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90秒硬化します。

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表裏の両面からしっかり硬化します。

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完全に硬化させた後、少し冷ましてから取り出します。レジンクリーナーを使うとモールドを傷めずに取り出せますが、これはなければ省略してもかまいません。

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レジンクリーナーを使用する場合は、筆でアプリケーションします。筆に取って染み込ませ、モールドとの間にクリーナーを入れます。

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モールドから外します。キレイな球体ができました。

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Tピンを接着します。これはやっとこで挟んで作業しやすくするための支えの目的で付けるもので、途中で外します。ですので長さは何mmでもOKです。Tピンの先に着色したレジンを少量付け、少し凹んでいるところに添えた状態で60秒硬化します。

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Tピンを接着したらワイヤーを平やっとこで挟み…

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持ち手を輪ゴムで固定します。

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小型のライトを上に向けて置きます。

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着色したレジン液に球体を3分の1くらいの高さまで浸します。

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このまますぐに45秒ほど硬化します。レジンが垂れている状態で硬化することにより、丁度いい具合にレモンのように先を尖らせることができるわけです。やっとこが傾かないよう横から見て確認すると、垂直に形成できます。

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硬化が遅いレジンだと垂れすぎてしまいます。この作品にはあまり硬化に時間がかからないレジン液が向いています。

レモンの先のように尖った状態になるまで、レジン液につける、垂直に硬化する、の作業を繰り返します。

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追加で3回、合計4回繰り返したら、こんな感じに先が尖りました。

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平やっとこを外し、レモンからTピンを外します。

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ピンバイスを使って尖らせた側の先端に穴を開けます。

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穴を開けたらヒートンを付けます。着色したレジン液をヒートンの先につけ、穴にヒートンを刺し、60秒硬化します。

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ヒートンがしっかり付いていることを確認したら、平やっとこで挟んで、持ち手を輪ゴムで固定します。

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Tピンを付けていた凹んでいる部分を着色したレジンで埋めます。気泡が入らないように丁寧に少しずつ塗るようにレジンを乗せ、60秒硬化します。

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硬化できていることを確認したら、球体の反対側の先も同様に尖らせます。

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黄色のレジン液に球体の3分の1ほどの高さまで浸し、液が垂れた状態で硬化。これを繰り返してレモンの形に近づけます。

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かなりレモンらしい形になりました。

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平やっとこを一度外し、ヒートンを挟み直します。

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コーティングにも作家のためのレジンを使います。

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作家のためのレジンはサラサラタイプなので、エンボスヒーターで温めなくてもコーティングが付き過ぎる心配がありません。他のレジンをコーティングに使う場合は、エンボスヒーターで温めてから使うと付き過ぎと塗りムラの防止になります。

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全体をコーティングします。

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余分なレジンはしっかり落とし、全体に満遍なくレジンが行き渡るようにくるくると回してからそのまま90秒ほど硬化します。

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硬化が終わったら、次は置いた状態で裏と表それぞれ60秒ずつ硬化します。

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キレイにコーティングができました。

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メタルパーツを使ってレモンの葉っぱを作ります。

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マスキングテープに葉っぱの片面を貼り付けます。

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葉っぱに緑に着色したレジン液を塗ります。ここでのポイントは、葉っぱ全体を一気に塗らないこと。中央の葉脈を軸として左右に分けた片側ずつ、順番にレジン液を塗って硬化して仕上げます。そうしないといずれかの面にレジンが偏ってしまったり、また、パーツに角度がついているため中央にレジン液が溜まってしまう可能性もあります。

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中央の葉脈で区画した左右のいずれかの側に均一にレジン液を塗り、60秒硬化します。

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硬化できていることを確認したら、反対側にもレジン液を塗って硬化します。

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いい感じの色になりました。足りなければ追加で硬化し、葉っぱを完成させます。

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レモンの実と葉を合わせます。複雑な組み合わせは特になし!まとめて丸カンに通せば(丸カンの開き方と閉じ方はこちら)完成です。

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できました。いかがでしょうか。ぷっくりとした形が可愛い立体的なレモンになりました。葉っぱも少し大きめのものを使うとバランスよく仕上がります。

マガジン画像 マガジン画像

 

3.まとめ

ぷっくり立体的な形に仕上がるレジンのレモンの作り方をご紹介いたしました。レモンの特徴的な形を表現するのに、専門のモールドは要りません。球体モールドで作ったまん丸の玉を加工することで、先の尖った可愛らしい形に変身させることができるのです。

球体からスタートするので、サイズは自由自在に選べます。ここでは直径12mmのものを使用しましたが、より小さいレモンを作って複数繋げても、またはうんと大きい球体をアレンジして大ぶりのレモン作りにチャレンジしても、どちらでも良いでしょう。

いちご(作り方はこちら)の先を尖らせたのと同じ方法で、出来上がった球体を部分的にレジンにディップして重力で液が垂れることを想定したレシピです。よりシメトリックなフォルムに整えるには、液を付けたら垂直に保って硬化する必要があります。平やっとこで支えのワイヤーを挟み、真横から見て確認しながら硬化すると上手くいきます。

ここでは作家のためのレジンを使用しています。透明度が大変高く、着色剤の発色が良いのが特徴のひとつです。爽やかなレモンカラーを思い通りに表現するのにもってこいのレジン液と言えるでしょう。

また、作家のためのレジンはサラサラとしたテクスチャーなので、モールドに流しやすいだけでなくコーティングにも最適です。粘度の高いレジン液をコーティングとして使用する場合はエンボスヒーターで温めないと付け過ぎや塗りムラの原因となってしまいますが、作家のためのレジンならばその必要がなく、手間が省けます。

レモンの葉っぱにはメタルパーツを使いました。着色したレジンを塗ってゴールドがうっすら見える美しいグリーン仕立てに。レジンを塗る作業は一気にせず、中央の葉脈を軸に左右に分けた片側ずつ硬化まで済ませてから次の側に移ります。片側ずつ仕上げることで、液の偏りや溝に溜まるのを防ぐことができます。

爽やかな夏の装いに合わせたいレモンのアクセサリー。レジンでの手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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