2022年06月14日

球体からのアレンジがすごい!レジンで作るいちごのピアスの作り方

レジンのさくらんぼのピアスの作り方のレシピはご覧いただけましたでしょうか。工程が少なく、また必須アイテムはレジン液、着色剤、半球モールドのみで他は代用可能なため、初心者の方にも取り組みやすいプロジェクでした。

そのさくらんぼが作れるようになったら、そこからアレンジして別のフルーツに挑戦!基本のさくらんぼに手を加え、いちごを作るレシピをご紹介いたします。形や装飾を少し変え、まん丸の球体から先の尖ったようないちごのフォルムに。そしてさくらんぼにはない表面のプツプツの種もオン。

目から鱗!のさくらんぼからいちごへの変身です。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 まーうえ
レジンでいろいろ作る人🍓
小さな動物、空、宇宙などをオリジナルの作り方でご紹介します(*´-`)
———————————————✂️
YouTube「まーうえのレジン工房」
crocchaを見る

目次

  1. 1.材料
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料

レジン液「作家のためのレジン」

着色剤 赤

モールド 半球 直径8mm

LEDライト

エンボスヒーター

マスキングテープ

やっとこ

ヘタ 座金パーツ

ブリオン

ピアスパーツ

爪楊枝

2.作り方

さくらんぼのピアスからの応用レシピです。

マガジン画像

ここまでの作り方はこちらでご覧いただけます。

https://shop.croccha.com/magazines/fruitu-2022.05

平やっとこで9ピンの輪の部分を挟み、持ち手を輪ゴムで固定します。

マガジン画像

赤に着色したレジン液を用意をします。 さくらんぼのパーツ作りに使った赤レジンの残りがあればそれを使います。球体の下から3分の1くらいまでの高さの位置をレジン液に浸して付けます。

マガジン画像

レジンが下に集まっている状態ですぐに硬化します。

マガジン画像

ライトを横や下からも満遍なく当て、ムラなく硬化します。

マガジン画像

もう一度レジン液に浸して付け足し、硬化します。

マガジン画像

球体のサイズによりますが、ここで使用した直径8mmのモールドで作ったさくらんぼのベースですと2回のディップできれいないちごの形になりました。

マガジン画像

9ピンの輪の部分は使わないので、ニッパーでカットします。 切った部分はヒートン代わりに他の作品で使えます。捨てずに保管し、再利用すると環境にも優しいし、おすすめです。

マガジン画像

作ったいちごの本体にパーツを付けます。

マガジン画像

いちごのヘタには座金を使います。

マガジン画像

座金の中心の穴に、切ったピンを通します。

マガジン画像

ヘタが浮いている状態であれば、実に合わせて少し形を変えます。平やっとこを使って外側に少しだけ広げます。

マガジン画像

一気にいちごのヘタのようになりました。

マガジン画像

ヘタが動かないよう、平やっとこでピンの根本を挟んで持ち手を輪ゴムで固定します。

マガジン画像

いちごの種には0.8mmのプリオンを使用します。透明のレジン液を接着剤として、お好きな間隔でいちご本体に種を付けます。

簡単にバランスよく付けられる私の方法です。まず、適当な位置にレジンをちょっとつけてその上にブリオンを乗せ、30秒硬化します。

マガジン画像

次は、最初に付けたブリオンの対面に2つめを付けて硬化します。

マガジン画像

続いては、すでに付けてあるブリオンの間に3つめを。

マガジン画像

ブリオンを合計4つ付けたら、次はその間より少し上にレジンを塗ってブリオンを乗せます。この間隔の取り方でブリオンを8つ付けます。

マガジン画像

いちごの先端にもブリオンを付けます。目印にもなるので、最初に付けると良いでしょう。

マガジン画像

残りの部分にも、ブリオンの間より少し上の位置にレジンを塗ってブリオンをつけます。

マガジン画像

全部で13個のブリオンを付けました。

いったん座金を外し、平やっとこでピンを挟み直します。

マガジン画像

透明のレジン液でコーティングをします。エンボスヒーターでレジン液を温めます。温めることによって液がサラサラになり、コーティングのつけ過ぎと塗りムラが防げます。

マガジン画像

温めたレジン液にいちごを浸し、全体をコーティングします。余分なレジンをしっかり落とし、全体が満遍なくコーティングできていることを確認します。

マガジン画像

くるくる回しながらライトを当て、1分硬化します。

マガジン画像

置いた状態でさらに両面をそれぞれ1分ずつ硬化します。

マガジン画像

全体をしっかりコーティングできました。

マガジン画像

少し広げてヘタのような形に整えておいた座金をピンに通します。ピンを根本から直角にぐっと倒します。

マガジン画像

折り目から1cmくらいのワイヤーを残し、ニッパーで切り落とします。

マガジン画像

丸やっとこでピンの先を丸めます。ワイヤー端っこを挟み、下に押しながら丸めるときれいな輪になります。

マガジン画像

ピンを丸めれば外れなくなりますので、座金をレジンで固定する必要はありません。

丸皿付きのピアス金具と白いお花のパーツを使います。ここでは真っ赤ないちごと真っ白なお花を組み合わせていますが、お花以外のいろんなパーツをつけたピアスを使ったり、ネックレスなど他のアクセサリーにしても可愛く仕上がります。

マガジン画像

調色スティックや爪楊枝の先にレジンを取ってピアス金具の丸皿部分に付け、お花のチャームをバランスよく乗せます。お花とピアスの接着面に光が当たるように、UVライトを横から当てて60秒ほど硬化します。

マガジン画像

やっとこで輪を開き、ピアス金具を通して閉じます。

マガジン画像

完成です。

マガジン画像

お好みで種を増やしたり、ヘタを大きくしてもよいでしょう。

複数作ってまとめて下げても可愛いピアスになります。

マガジン画像

3.まとめ

基本作業のみで作れるさくらんぼをアレンジしたいちごのピアスの作り方をご紹介いたしました。球体のモールドでまん丸く作ったさくらんぼの一部をレジン液にディップして、重力で液が下に溜まった状態で硬化していちごの形にするアイデアです。

レジンが垂れることを利用して形を作るので、ディップする回数は最初に作るさくらんぼのサイズ(お使いになる球体モールドの直径)や使用されるレジン液の粘度に左右されます。完成形をイメージし、様子を見ながら進められるとよいでしょう。

いちごの種に見立てたブリオンは、お好みの間隔で接着します。最初に付けた位置の対角線上に2つめを付け、そのちょうど真ん中に3つめのブリオンを…とバランスのよい間隔で接着できるアイデアもご紹介いたしました。

ヘタの部分には座金を使用しました。カップ状の座金も、やっとこで少し広げるだけでまるでいちごのヘタの雰囲気に。想像力を働かせれば、手持ちのパーツでいくらでも代用が可能です。

果実も可愛らしいいちごですが、これまたラブリーなのが小さなお花。真っ赤ないちごと真っ白なお花の組み合わせは最強です。お花のパーツを丸皿に取り付けて、コンビネーションのピアスに仕上げています。

いちごはひと粒でも十分の可愛さですが、複数作って繋げたぶら下がりもののチャームにしてもまた素敵です。ここではピアスにしましたが、ネックレスやキーホルダーなど、お好きなアクセサリーに仕上げるとよいでしょう。

いちごは大人にも子どもにも愛されるモチーフです。レジンのいちご作り、とっても楽しいですよ。次のレジンタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。贈り物にしてももきっと喜ばれることでしょう。

この記事で紹介したアイテム

レジンの関連する記事

crocchaの作品 作品が完成したらハンドメイドを教えあうアプリ、croccha(クロッチャ)に作品を投稿してみましょう!

TOP