2024年10月26日

スポーツの秋!ぷっくり可愛いボールキーホルダーの作り方

2024年10月26日から11月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、スワッグとお花のリースのデザインです。そして毎月のお楽しみであるオマケは、ボールのシリコンモールド、ブラックのラメパウダー、ボールチェーンです。

秋と言ったら何を思い浮かべられるでしょうか?食欲の秋?芸術の秋?ほかにも読書の秋など、色々と連想されることでしょう。今回はスポーツにテーマを絞ったレジン作品をご紹介いたします。ぷっくりしたボールがかわいい、スポーツの秋にピッタリのキーホルダーの作り方です。

複雑な工程もなく、オマケのモールド以外に使う道具や材料も初歩的なものばかりですので、レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。レジン作品の基本的な作り方はもちろん、きれいに仕上げるためのポイントまで詳しくご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 もりもと まきこ
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パーツクラブ公式アンバサダー
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2022/3/28
「レジンで作る色彩美のアクセサリー」掲載
2021/5/28 NHK Eテレ
「ズームアップ×オチアイ」
2021/7/9 TBS
「NEWSの全力!!メイキング」
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

<定期便オマケ>

・ボールのシリコンモールド

・ブラックのラメパウダー

・ボールチェーン

作家のためのレジン

作家のためのレジン着色剤(白・黒・ブラウン・オレンジ)

作家のためのレジンコーティング剤

UV-LEDライト

調色パレット

スクエアプレートモールド

数字モールド

ヤスリ

2.作り方

着色レジンを作ります。パレットを2つ用意し、作家のためのレジンを流し入れます。

作家のためのレジン着色剤の白、ブラウン、オレンジを使用します。1つのパレットに白を6滴、もう1つのパレットに白を1滴、ブラウンを2滴、オレンジを1滴加えます。

竹串の先でやさしく混ぜます。

サッカーボールに模様を付けます。調色パレットまたは小さくカットしたクリアファイルなどに作家のためのレジン着色剤の黒を少量出します。作家のためのレジン着色剤は、レジンが主材料なのでそのまま塗って硬化できるユニークなアイテムです。竹串の先に少し取り、シリコンモールドのサッカーボールの黒い部分に丁寧に塗って硬化します。

白の着色レジンをサッカーボールと野球ボールに、オレンジの着色レジンをバスケットボールとラグビーボールに、それぞれ底から3割くらいまで流し入れて硬化します。

それぞれに同じ着色レジンを底から6割くらいまで追加して硬化します。

モールドいっぱいになるまで着色レジンを流し入れ、硬化します。

モールドから外し、ヤスリでバリを削ります。

それぞれのボールにディテールを描きます。ここでも作家のためのレジン着色剤を使用しますので、透明レジンに混ぜる必要はありません。パレットまたはカットしたクリアファイルなどの上に赤の着色剤を少量出し、竹串の先で取って野球ボールの縫い目の溝に塗って硬化します。

バスケットボールの線の溝に色を塗ります。クリアシートなどに作家のためのレジン着色剤の黒を少量出し、線の溝に塗って硬化します。

ラグビーボールの線の溝に色を塗ります。クリアシートなどの上に作家のためのレジン着色剤の白を少量出し、線の溝に塗って硬化します。

できたボールパーツを乗せるスクエアプレートを作ります。正方形の薄いモールドにクリアレジンを流し入れ、硬化します。硬化後に反ってしまった場合は、パーツが熱いうちに平らにしましょう。

ヤスリでバリを削ります。

深さが2段階になった数字のモールドで背番号パーツを作ります。クリアシートなどに作家のためのレジン着色剤の黒を少量出し、1段めの深さいっぱいになるまで竹串の先で少しずつ入れて硬化します。

上から作家のためのレジン着色剤の白を入れ、竹串の先で広げてから硬化します。

プレートパーツの表面にクリアレジンを流し、竹串の先で端までならしてぷっくりとさせます。

ボールパーツと背番号パーツをそっと置いて硬化します。

表と裏をコーティングして硬化します。

ボールチェーンを通せばキーホルダーの完成です。

3.まとめ

今月の「作家のためのレジン」定期便のオマケは、ボールのデザインのシリコンモールド、ブラックのラメパウダー、そしてボールチェーンです。今回はそのオマケを活用して、スポーツの秋にふさわしいぷっくりとしたボールがかわいいキーホルダーの作り方をご紹介いたしました。

複雑な作業もなく、オマケのモールドと基本の道具と材料さえあれば完成させられるスポーツテーマのキーホルダー。レジンアクセサリー作りにまだあまり慣れていらっしゃらない初心者さんでも安心して挑戦できるレシピです。

ボールのシリコンモールドは、いずれも半球または半楕円体です。中央にかなり厚みがありますので、一気にレジンを流し入れると未硬化の原因になりかねません。着色レジンは3回に分けて少量ずつ入れ、その都度硬化して仕上げましょう。

できあがった半球または半楕円体のパーツには、いずれにも模様が付いています。それに沿って色を付ければよりディテールのあるリアルなボールが作れます。野球のボールの縫い目とバスケットボールとラグビーボールの溝に、それぞれ赤や黒の着色剤を塗って硬化します。サッカーボールの黒の部分は広い面をしているので、先にモールドに塗ってから作ります。

ボールに模様を入れるのに使用したのは、作家のためのレジンの着色剤。他の着色剤と違って主材料がレジンというユニークな商品なので、そのまま使って硬化できるところが魅力です。クリアレジンと混ぜずにそのままボールに塗って硬化できるので時間短縮にもなります。

完成したボールは、別に作ったクリアのスクエアパーツに貼り付けてチャームに仕立てます。面積のある薄手のモールドなので、硬化によって反り返ってしまう恐れがあります。でも大丈夫。まだ熱いうちなら手で簡単に平らに整えることができます。

平らにしたプレート状のスクエアパーツには、ボールの他に背番号に見立てた数字のパーツも並べます。深さが2段階になったデザインなので、レジンを2回に分け入れて硬化するだけで簡単にツートーンに。ここでもそのまま硬化できる作家のためのレジン着色剤を使用しましたので、カラーレジンを作る手間を省くことができました。

着色レジンのカラーや配置するパーツの種類次第で、様々なデザインにアレンジしてお楽しみいただけると思います。定期便のオマケのモールドで作る、スポーツの秋にぴったりなぷっくり可愛いボールキーホルダー。スポーツをしているお子様やご友人など、大切な方への贈り物にいかがでしょうか?

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