2023年07月26日

レジンで夢色グラデーション!雲とお花を閉じ込めたレインボーカラーの空飛ぶくじらの作り方

2023年7月26日から8月25日の間にお届けする「作家のためのレジン」定期便のパッケージは、夏の定番の花火と金魚のデザインです。オマケには、くじらのシリコンモールド、カラーパール、そしてさざれ石のシェルが付いてきます。これからの季節にぴったりな、爽やかなブルー系のカラーが涼し気なアイテムです。

今回はそんなオマケを活用したくじらのレジンチャームの作り方をご紹介いたします。ドライフラワーとさざれ石のシェルを封入し、さらに練り消しゴムでつくったふわふわの雲を浮かべて空を閉じ込めたような印象に。夢色のグラデーションでふんわり色付け、夏らしいキーホルダーに仕上げます。

着色レジンとクリアレジンで作るグラデーションは、まるでシャボン玉のよう!練り消しゴムの雲の作り方や封入材の配置のコツ、幻想的なグラデーションを作るポイントなども合わせ、詳しい作り方をご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 Une|レジンアクセサリー
2016年より昼寝猫として活動してきましたが、2022年よりリニューアル、Une(ウーネ)という名前になりました。うねさんと呼んでください😊❤️

レジンや天然石のアクセサリーがメインですが、今後はイラストやアパレルもやりたいです。

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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

〈定期便オマケ〉

・くじらのシリコンモールド

・カラーパール

・さざれ石のシェル

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作家のためのレジン(低粘度)

作家のためのレジン(ぷっくり)

着色剤

コーティング剤

UVライト

やっとこ

ピンバイス

練り消しゴム

キーホルダーパーツ

ドライフラワー(花びらタイプ)

ヒートン

丸カン

調色パレット

調色スティック

竹串

カッターマット

2.作り方

練り消しゴムの雲を作ります。少しザラザラした表面だと作業しやすいので、カッターマットの裏面を使います。

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練り消しゴムをよくこねて優しく左右に伸ばし、カッターマットに置きます。細かくて雲らしくなくてもこの時点では構いません。

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何度か繰り返してたくさんの雲を作ります。

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竹串を使ってふわふわをつぶさないように優しく集めます。形や大きさを変えて様々な雲を作りましょう。

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くじらのモールドに通常タイプの作家のためのレジンを流し入れ、竹串で端まで丁寧に広げて硬化します。しっぽの方までしっかりとレジンを伸ばしましょう。

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くじらのお腹部分に少量のレジンを足し入れ、モールドを傾けながら竹串で広げます。

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竹串の先にレジンを付けてドライフラワーを拾い、くじらのお腹に配置します。気泡が入らないように注意して少しずつ封入しましょう。空飛ぶくじらがお花畑をかすめていくようなイメージです。白いカスミ草などでも可愛いと思います。

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硬化します。

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しっぽ部分に少量のレジンを入れ、さざれ石のシェルを乗せて硬化します。

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くじらの上部分にレジンを流して竹串で広げ、雲を乗せます。等間隔に置くと不自然になるので、ランダムに配置しましょう。

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雲を覆うようにレジンを流し入れて竹串で整え、硬化します。

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調色パレット3つにレジンを入れ、それぞれピンク、黄色、ライトブルーに着色します。

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調色スティックで3色の着色レジンをランダムに少しずつ乗せます。自然に馴染むので色は混ぜず、隣に色を置くようにしましょう。ライトブルーだけを使って夏空のように仕上げても可愛いですし、ピンクや紫を使うとよりキュートに仕上がります。

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硬化せずに上からクリアレジンを流し入れます。着色レジンが縁に押されてシャボン玉のようなグラデーションになります。

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竹串で軽く整えて硬化します。着色レジンが混ざりすぎないように注意しましょう。

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ふんわりとしたグラデーションに仕上がりました。

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高粘度のレジンを乗せて表面をぷっくりと仕上げます。竹串で端までしっかりと塗り広げましょう。

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硬化します。

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もう一度ぷっくりとさせて硬化します。

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ピンバイスで穴を開けます。

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ヒートンの先にレジンを付け、穴に差し込みます。ヒートンが真っ直ぐになるように微調整て硬化します。

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コーティング剤を塗ります。表面と側面にしっかりと施しましょう。

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硬化します。

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丸カンとキーホルダーパーツを付けて加工します。

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完成です。

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3.まとめ

今月の作家のためのレジンの定期便のオマケは、くじらのシリコンモールド、カラーパール、さざれ石のシェルです。夏らしいブルー系のパールとシェルは、これからの季節のハンドメイドに大活躍で嬉しいですね。今回はそんなオマケを使用した、空飛ぶくじらのキーホルダーの作り方をご紹介いたしました。

練り消し雲は、細かな雲を沢山作ってから竹串で色々な大きさや形の塊にしました。竹串の先で優しくまとめないとせっかくのふわふわがつぶれてしまうので、注意しましょう。同じような形や大きさのものばかりだと不自然になってしまいます。封入する時も等間隔ではなくランダムに置くことが大切です。

空飛ぶくじらがお花畑をかすめていくようなイメージで、くじらのお腹部分に花びらのドライフラワーを配置しました。パープル系のものを使用しましたが、白いカスミ草などにしても可愛いと思います。お好きなお花を封入してアレンジを楽しみましょう。

さざれ石のシェルはくじらの尻尾部分に配置しました。尻尾の先に合うサイズのシェルを選んで埋めましょう。

ピンク、黄色、ライトブルーの着色レジンは、乗せた後に自然に馴染みます。混ぜないように気を付け、隣に色を置くように乗せましょう。ここではマルチカラーで夢色にしていますが、ライトブルーだけを使うと夏空のような鮮やかな仕上がりに。ピンクや紫を使えばキュートな仕上がりになります。

着色レジンを乗せたら、硬化する前にクリアレジンを中央に流します。そうすることで着色レジンが縁に押され、シャボン玉のようなグラデーションにつながります。アレンジは無限大!レジンの着色からお楽しみいただけます。

夏に大活躍のオマケを使用したくじらのアクセサリー。アレンジを加えて世界に一つだけのレジンパーツを作ってみてはいかがでしょうか?

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