2024年03月16日

本物の桜をまるごと閉じ込めたレジンキーホルダーの作り方

春の象徴である桜。今年も開花が楽しみですね。今回は季節問わず人気のある桜のプリザードフラワーをまるごと閉じ込めたレジンキーホルダーを作ってみました。

国産で最高級の桜の花びらを立体型でしっかり残している特別品を使用しています。そんな桜の花びらをレジンの世界に閉じ込めた春らしい雰囲気の漂うキーホルダー。デザインシールやクラッシュシェル、金箔などの封入物を組み合わせてアレンジを加えたレシピです。

詳しい作り方はもちろん、傷のつきやすい桜のプリザーブドフラワーの取り扱い方や綺麗に仕上げるポイントも合わせてご説明いたします。

ジャンル: レジン
ユーザのサムネイル画像 𝐂𝕠𝕞𝕒𝕣𝕚𝕞𝕒𝕕𝕖 (*こまり*)
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

作家のためのレジン(低粘度)

作家のためのレジン着色剤(ホワイト)

作家のためのレジン(コーティング剤)

桜のプリザーブドフラワー(まるごと)

桜のプリザーブドフラワー(花びら)

金箔

サークルシリコンモールド

調色パレット

調色スティック

シリコンブラシ

UV-LEDライト

9ピン

ねじ式ヒートン

ピンセット

クラッシュシェル

クラフトバサミ

2.作り方

桜のプリザーブドフラワーの茎部分をカットします。

シリコンモールドに桜を並べて配置を決めます。傷が付いたり破れたりしないよう、ピンセットではつままずに指で優しく扱いましょう。

シリコンモールドについている埃などをテープで取り除きます。

2層に分けて封入材を配置します。モールドの底に薄く行き渡る程度の量のレジン液を流し入れ、シリコンブラシで広げます。

シリコンブラシで気泡を取り除きます。

クラッシュシェルを封入します。桜はレジン液に浸すとどうしても傷が出てしまうので、傷みの気にならないデザインに仕上げることがポイントです。ランダムに乗せて散らせる細かい封入材がおすすめです。


桜を封入します。シリコンブラシの先にレジン液を取り、桜をくっつけて行います。レジン液が少ない場合は足して花びらをしっかりと浸します。花びらの下に空気が入らないように注意しましょう。硬化している時に大きな気泡になってしまうので、花びらを優しく押さえて下にある空気はしっかりと抜きましょう。

60秒硬化します。

桜の花芯にレジン液を乗せて30秒硬化します。桜は花芯から大量に気泡が出てくるので、あらかじめその部分にレジン液を塗って硬化して防ぎます。ブラシでしっかりと空洞にレジン液を流し入れましょう。

モールド全体にレジン液を2mmくらい流し入れます。

桜を封入します。花びらの下に空気が入らないように注意しましょう。

60秒硬化します。

調色パレットに少量のレジン液と金箔を入れて混ぜ、細かくします。

花びらの傷の目立つ箇所を隠すようにして、バランスよく塗り広げます。

桜の花芯にレジン液を乗せ、30秒硬化します。

モールドいっぱいまでレジン液を流し入れ、封入材の上をなぞって気泡をしっかりと取り除きます。

表面と裏面それぞれ120秒ずつ硬化します。

ヒートンを付けます。ヒートン用の穴を開け、粉をテープで取り除きます。

9ピンの先端にレジン液を付けて穴に刺し、空気を抜きます。

ねじ式ヒートンを挿して30秒硬化します。強度が心配な場合は接着剤を使用しましょう。

デザインシールを貼ります。シールを貼りたい場所にレジン液を薄く塗ります。この工程を挟まないと配置後にシールを移動できないので、必ず行いましょう。

空気が入らないように端から貼り、30秒硬化します。

シールの上にレジン液を薄く塗って60秒硬化します。シールの表面には細かい凹凸があり、そこから気泡が出てしまいます。シールの上と端の段差をブラシでなぞって小さな気泡を取りきましょう。

側面をコーティングします(側面コーティングのコツはこちら)。


表面と裏面をぷっくりと仕上げ、180秒硬化します。

キーホルダーに加工すれば完成です。

3.まとめ

春の象徴である桜のプリザードフラワーをまるごと閉じ込めたレジンキーホルダーを作ってみました。国産で最高級の桜の花びらを立体型でしっかり残している特別品を使用しています。デザインシールやクラッシュシェル、金箔などの封入物を組み合わせてアレンジも楽しんでいただけます。

桜は非常に繊細なので、レジン液に浸すとどうしても傷が出てしまいます。そのため、傷みが気にならないデザインに仕上げることがポイントです。ランダムに乗せることのできる金箔やクラッシュシェルなどを利用して桜の傷みをカモフラージュしましょう。

桜を封入する際はシリコンブラシの先にレジン液を取り、桜をくっつけて行います。ピンセットや指でつまむと傷が付きやすいので、この方法にしましょう。レジン液が少ない場合はその都度足して花びらをしっかりと浸し、花びらの下に空気が入らないように注意しましょう。硬化している時に大きな気泡になってしまいます。花びらを優しく押さえて下にある空気はしっかりと抜きましょう。

桜は花芯から大量に気泡が出てきます。あらかじめその部分にレジン液を塗って硬化することで防げるので、しっかりとブラシで空洞にレジン液を流し入れましょう。

今回はクリアカラーで仕上げましたが、背景に桜の花をイメージした明るめの着色レジンを塗って傷を隠す方法もおすすめです。くすみピンクやホワイトなどを土台にすると春らしさも相まって可愛い作品になるのではないでしょうか。

桜を閉じ込めた春らしいレシピをご紹介いたしました。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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